NO.2 仕事について(学校事務)

第2回目の記事になります。

今回は仕事について書きたいと思います。

私は学校で事務員をしています。

これ以上の詳しいことは身バレが怖くて言えませんが…

今回の記事では仕事内容について書いていきたいと思います。

 

 

 

学校事務員について

1. イベントごとは3年でどうでもよくなる

 

 

感動する出来事が学校ではおおくありますが、

職員は基本的に同じことを毎年繰り返しているだけなのです。

 

生徒であった時には、

  • 学年を追うごとに友達が増える。
  • イベントの自由度が上がる→県外への遠足や、文化祭での出し物など。
  • 3年次には受験を迎え、忙しさが増す。
  • 後輩が入ってきて、可愛い子がいないか探す。
  • 部活の後輩が入ってきてドギマギする。

  etc...

といった事柄が起きた学校生活だったのではないでしょうか。

 

初めての試験緊張するなー

とか

修学旅行の沖縄楽しみだー

とか

卒業式なんて絶対泣いちゃうなー

 

って感じで毎年毎年の新鮮味があったと思います。

 

 

が、しかし、

学校職員はそんな感情は3年でなくなります

 

その理由はいくつかあります。

1.一度経験して業務を覚えると次からは作業的になる。

2.学年が移動しても準備することや、やることは、去年と全く同じ。

3.生徒にイベントごとで直接絡むわけでなく、準備などで終わるため関わりがない。

 

のような理由から仕事を覚えていくたびに、

ただの作業ゲーになります。

 

 

これはきっと先生方もほぼ同じだと思います。

行事ごとでやけに他人行儀な先生がいたなーと思った方もいると思います。

それは何年も経験を積んできた先生ならば仕方のないことなのです。

 

ほぼ同じといったのには理由があります。

 

先生方は、生徒と直接関わることが全てになるのです。

つまりストレートで卒業生を出したとしても、

次の年に新入生の担任をもつことになれば、

同じイベントだとしても過ごす生徒が異なります。

 

そのため、起こる問題や、ハッピーな出来事も多種多様です。

 

このようなことがあるため、働いて3年も経ってしまうと…

 

  • よし、体育祭だ!先生方と生徒のために必要な備品あるか確認するぞ!

  →あー、もう体育祭か、備品確認して、ないもの準備しよー。

  • おお、修学旅行か!生徒にもしものことがあったら困るし、保険は必ず隅々まで確認して、楽しんできてもらおう!

  →もうそろ修学旅行だけど、保険も確認終わったし、いってらっしゃーい。

  • 卒業式だ!泣かないように気をつけて、準備しないと!

  →卒業式は、証書とリボンと記念品と…

 

って感じにただの作業になりさがります。

仕事を覚えて効率よくなるとこんな感じに作業ゲーになります。

 

いやいや、とはいっても生徒からしたら学校生活ではたった一回しかない

大事なイベントなのでミスのないように確実に準備はしてます。笑

 

 こんな感じで次から次へと襲ってくるイベントに備えて、

先に先に準備をしていくのが事務員の仕事なのです、

 

 

 

2.先生より圧倒的に早く帰れる

 

先生ってほんとにブラックだと思います。

もっと言えば熱心な人ほど帰りは遅いものです。

 

普通の先生は、

  • 授業準備をする。
  • 校務分掌で各々が持つ仕事をする。
  • 部活をみて、終わり次第帰る。

 

熱心な先生は、

  • 授業準備をする。
  • 校務分掌で自らの仕事をする。
  • 部活は強ければ強いだけ終わる時間が遅い。
  • 学年を問わず質問にきた生徒の勉強をみる。
  • 試験前になると成績の危ない生徒を集め、個別で補修を行う。
  • 同じ教科の先生の指示をあおぎ、よりよい授業のために努力する。 

 

といった具合により生徒や自分のために使う時間が増えます。

 

 

しかし、事務員ではこのようなことが起きないため、

ほぼ99.99%帰りが先生よりも早くなります。

 

 

それは、

  1. 基本的に放課後に生徒が来ることはないので、自分の仕事に迎える。
  2. 放課後は先生方も部活や、校務分掌の仕事をするため、用事が少ない。
  3. 事務員は生徒と関わることが限られているので、業務時間内に仕事が終わる。

 

 

 

あ、もしかして、事務員って仕事が少ないと思いました?

 

 

先生方は授業もして、部活も見て、校務分掌もこなす。

事務員はそれぞれの仕事をするだけ。

 

 

そうやって思っていませんか?

 

 

仕事量が、

先生>事務員

だと思っていますか?

 

確かに生徒と触れ合う時間を入れてしまえばそうかもしれません。

しかし一概には言えませんが、決してそんなことはありません。

 

 

先生方の生徒と向き合う時間を抜かして考えてみれば、

先生<事務員

だと私は働いていて感じます。

 

 

それは、

平均で先生が80人いたとすると事務員は2〜4人くらいです。

 

そう、先生方がそれぞれ仕事を振ってくると、

1人で20人分の先生が頼んでくる仕事をしなければなりません。

 

加えて、

生徒も平均で800くらいだとすると、

1人で250人近く対応しなければなりません。

 

しかも、事務員は基本的に役割が決まっていますので、

その役割が忙しい時には先生、生徒全員分の仕事をこなさなければなりません。

 

 

実際、私は最も忙しい時期に様々な仕事が重なり、

先生方よりも帰りが遅くなることが年に1日くらいあります。

 

 

ただ、それ以外の364日は先生よりも早く帰れます。笑

 

 

だいたいの仕事が5時までの業務時間内に終わります。

私の場合、5時までに確実に終わりますし、

基本的に準備を進めるだけなので、

終わらなければ次の日に回せばいいのです。

 

 

こんな感じで事務員として仕事をしています。

 

 

今回は2つあげましたが、

今後もこのように事務員の仕事について書きたいと思います。

 

 

 

ここだけの話、学校事務はかなりホワイトな仕事ですし、美味しいです。

 

夏休みも長いし。

 

 

 

職業選びで学校事務を考えている方は、質問があればお気軽に。

 

 

k a y a .